2017年12月12日更新

くびれのない女性…寸胴体型の原因&らくらく矯正法

スタイル抜群なのにくびれのない寸胴体型の女性っていますよね。ダイエットや筋トレでくびれを集中的に作ろうとしても全然くびれないウエストに「骨格が問題?」と疑うことも。本ページではくびれない原因や簡単な矯正法などをご紹介していきます。

  1. 目次
  2. ウエストのくびれ=女性の美の象徴
  3. くびれのポイントは体の内側から!
  4. ウエストがくびれがない女性の原因は?
  5. 正しい姿勢と矯正法でくびれを手に入れる
  6. くびれをゲットして寸胴体型を卒業!

ウエストのくびれ=女性の美の象徴

女性にとって理想で完璧なボディというものは、常に細く引き締まった脚とキュッと絞られたウエストのくびれです。この二点は大体の女性が悩んでいるポイントで、いくらお腹がへっこんでいるからといっても、くびれのないストンと真っ直ぐ下に伸びるラインは寸胴体型か幼児体型に見られてしまいます。

くびれ=腹筋?

お腹を引っ込めるために自身でできる王道と言えば腹筋がありますよね。コストもかからず上下運動ができる場所さえ確保できれば誰でもいつでも行える手軽な方法ですが、実はくびれが欲しいからと腹筋を何回しても理想の引き締まったくびれを手に入れることはできません。

体重を落としてもくびれは現われない

よく勘違いしている方が多いのが、くびれは腹筋をしてお腹周辺の筋肉を鍛えていればできると思っている方と、体重が減少すると勝手にくびれが出現すると思っている方がいますが、体重を落とすだけではやはりこちらもくびれが現れることはありません。

こう考えるとくびれのある女性の体とない女性の体の違いに疑問が浮かびますが、一体何が違うのでしょうか?

くびれのポイントは体の内側から!

エステなどで体の外側から無理やりくびれを作っても、時間が経てばすぐに戻ってきてしまいます。くびれができる体の内側のことから知っていきましょう。

お腹の筋肉を知る

私たちが普段使う頻度の高い筋肉は「腹直筋」です。この筋肉は鍛えるとシックスパックが出現する筋肉であり、ここの筋肉が弱まると内蔵が前に飛び出す形で出てきてしまい、ポッコリお腹になる仕組みです。そのため、この腹直筋は鍛えればお腹の中央部分をへこませてポッコリお腹を解消することができますが、くびれを生み出すことはできません。

くびれに関係があるのは腹斜筋と腹横筋

上記した腹直筋は肋骨の下辺りから骨盤まで縦に伸びる方向で筋肉がある状態ですが、腹斜筋は体を斜めにねじったり体幹を曲げた時に使われる筋肉であるため、この腹斜筋を鍛えてあげると筋肉が内蔵を押し上げる形を取ってくれ、脇腹を支えてくびれができやすくなるのです。

また、腹横筋は腹斜筋よりも奥の方に存在する筋肉で、肋骨の下辺りから恥骨までの腹部全体を引き締める役割をするため、イメージではコルセットのような役割をしていると認識してもらえれば分かりやすいでしょう。

ウエストがくびれがない女性の原因は?

見るからに寸胴体型でくびれのない女性は早急な改善法で手早くくびれが欲しいですよね。現代女性はやせ過ぎな方も多い中でそんな体型を維持していてもくびれが出ない場合もあります。では一体何が原因なのか生活の中で問題はないか考えながら読み進めていってくださいね!

原因1:筋肉を極力使わない生活

くびれができにくい方とできやすい方はやはり生まれ持った骨格からでも決まる部分があります。遺伝で肋骨と骨盤の距離がある体付きの方は比較的くびれができやすい骨格のため、ウエスト部分の肋骨と骨盤の間に指を当てて4本程度入ればくびれやすい骨格ではあります。

しかし、日頃からデスクワークを中心に生活していたり、立っている時にも座っている時と同様、猫背のまま、そしてお腹に負担が少ないゴム素材のものを好んで身に付けている方はお腹の状態は常にフリーダムな環境です。緊張を感じない腹部の筋肉は徐々に衰えていき、肋骨と骨盤の位置が近くなってしまうことでくびれがないお腹周りとなってしまうのです。

原因2:普段の生活にも落とし穴

普段の食生活の中でやはり高カロリーなものばかり食べていたり、炭水化物を摂りすぎていることもお腹全体に脂肪が付いてしまうため、くびれができやすい骨格だとしても脂肪に埋もれてしまうでしょう。お腹は筋肉が衰えたり、脂肪が付きすぎてしまうとくびれを作ることも大変です。

さらに、便秘気味の体質の方もくびれには天敵として見なされ、腸に溜まった便の中には分解することができない脂肪が含まれているのでぽっこりお腹や老廃物が排出できない体になってしまい、くびれができるのは夢のまた夢…なんてことになってしまいます。

正しい姿勢と矯正法でくびれを手に入れる

くびれのない女性というものは男性にとってセクシーポイントがマイナスされます。異性はもちろん、同性からも美しく引き締まったウエストは憧れの的になりますからまずは日頃の生活を少しずつ無理のない範囲で変えていくと良いでしょう。

正しい姿勢を心がける

正しい姿勢を常日頃からしていけば普段の生活を送っているだけでインナーマッスルを鍛えられます。自分の姿勢が本当に正しい姿勢かどうか判断が付かない場合は、寄りかかれる壁に背中を向け、そのまま踵を壁から2cm程度間隔を空けて立ちます。

この時にお尻、背中、後頭部の部分が壁にピッタリ付いた状態で、腰が壁から手のひら1枚程度の幅が空いている状態が理想の正しい姿勢です。姿勢が悪い方は職業柄デスクワークだったり猫背でいる方が多いので、初めの内は壁に寄り掛かった時の体の後ろ側を思い出しながら生活していくと腹部だけではなく、背中にも負担を与えることができます。正しい姿勢を続けていけばこれだけでスッキリとした感覚を味わえる方もいるでしょう。

腹斜筋を鍛える矯正法

腹斜筋は上記で触れた通りくびれを作る要因で必要となる部分になるため、腹斜筋を鍛えるエクササイズをしても良いですね。腹斜筋を鍛えるための手順はまず寝そべる姿勢になり、仰向けの状態にしたら両方の手を頭の後ろで組みます。次に両方の膝を上に立てるように折ったら上半身を自分の斜めにさしかかるようにねじりを意識して体を起こし、右の肘と左膝をくっ付けます。

斜めに上体を起こしてタッチが完了したら今度はゆっくりとした動きで体を元の位置に戻し、同様に反対側も左肘と右膝をくっ付けてから元の位置に戻していきます。回数の目安は左右で各10回程度行い、これを1セットにカウントしたら1日2セット~3セットを行っていきましょう。

この腹斜筋エクササイズは上半身を起こす時に反動を使って行うのではなく、しっかりと筋肉にアプローチするように腹部の筋肉を使っていけばくびれができる手助けをしてくれます。ただし、続けていくことが成功に繋がる最大の方法となるので、しっかりと隙間時間でも行っていくことで効果を実感できる確率が高まるでしょう。

くびれをゲットして寸胴体型を卒業!

くびれはやはり女性にとってなくてはならないものです。キュッと引き締まったウエストはどんなにエクササイズを頑張っている男性にも付かないもので、そんな自分にはない部分を求めるのが男性です。美腹になれば毎日のファッションコーデも楽しくなること間違いなしですから理想のくびれが作れるように美意識をアップさせていきたいですね。

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