2018年8月11日更新

【印象がガラリ】髪の分け目の変え方とは?上手な作り方で今日からイメチェン!

髪の分け目一つで人から見える印象はガラリと変わりますが、もう何年も分け目は同じでくせが付いている…という人も多いでしょう。しかし、その分け目は変えると思わぬ嬉しいことがたくさんあります。今回は髪の分け目の変え方や作り方、つむじを考慮した違和感の軽減の仕方をご紹介します。

  1. 目次
  2. 分け目一つで印象が変わる
  3. 何年も分け目が同じ!これって悪いこと?
  4. 分け目が広がる原因と薄毛について
  5. 分け目の変え方や上手な作り方
  6. 髪の分け目は定期的に変えてあげよう!

分け目一つで印象が変わる

ヘアスタイルで印象を与える一つの手段は分け目も重要です。特に前髪は印象を大きく変えるものなのでおしゃれに敏感な人は何度も分け目を変えて楽しむ人も多いのではないでしょうか。また、頻繁に美容室通いをしている人はそのときに分け目も一緒に変えるという人もいるでしょう。しかし、中にはもう何年もずっと同じ箇所の分け目で過ごしているという人もいます。分け目を変えるメリットも分からないといった場合もあるので髪型は気にするけど分け目は気にならないという人も多いようです。

何年も分け目が同じ!これって悪いこと?

何年も同じ分け目でいることは正直言って髪に負担がかかり、どちらかと言えば悪いことに該当します。分け目がいつも同じ流れに沿ったままでいると、その場所で動きのない毛は他の毛と比較すると負担がかかっている状態になります。また、地肌が剥きだしになっている髪の分け目はその部分だけいつも外に露出していることになるので、紫外線の量も他の箇所と比較して多く受けていることになるのです。

髪の重さがかかり、紫外線量も他の箇所と比べて多く受けている分け目付近は、何年も変えていないことで気づかぬうちにダメージとなっている可能性があります。頭皮や髪の健康を考えるのであれば、数か月に一度程度は髪の分け目を変えた方がより良いヘアスタイルを保てると言えるでしょう。

髪の分け目はくせになる

髪の分け目を今すぐ変えようと試みてもがっちりとその箇所に固定された分け目は簡単に違う方向に流れていかないですよね。これは長年に渡りその箇所に固定されてきた髪の毛のくせです。一度くせが付いてしまうと毛はもちろん、分け目は違う方向には向いていきません。ワックスやスプレー、ジェルなどの毛を固定できるアイテムを使っても時間が経てばまた元通り…という現象は多くの人が体験済みかと感じますが、原因は固定された分け目のくせによって起きているのです。

そのため、髪の分け目に強力なくせを付けないためにも定期的に分け目を変えることが綺麗な髪を維持するポイントになります。

分け目が広がる原因と薄毛について

分け目を変える以前に、分け目自体が広がってしまったり、酷い場合は分け目付近の毛が薄くなり、頭を上から見たときに薄毛に悩んでいる人もいるでしょう。分け目だからと安易に考えずに、なぜそういった頭皮トラブルになってしまうのか知っておくことで分け目を変える利点が浮かび上がってきます。

なぜ分け目が広がるの?

髪の分け目付近がいつも広がってしまうといった髪トラブルを抱えている人もいるでしょう。女性側に多いこの意見ですが、実は男性にも同じようなことが起こっています。薄毛などで悩んでいない男性の場合は分け目が広がったりペッタリとした状態になっても、ワックスやスプレーなどで違う箇所の毛を流して持ってくることができますが、女性はヘアアレンジなどをしていない場合鏡で見たときに目立ってしまいます。分け目がなぜ広がって見えてしまうのかと言うと、原因の一つに牽引性脱毛症が関係している場合があります。

特に女性で髪が長い人はきついゴムなどで縛っている人も多いでしょう。分け目や髪に負担がかかっている箇所がいつも同じだと、頭皮の皮下組織にある起毛筋という毛を支える筋肉のような部分の力が低下し、正常な位置に毛を留めておけなかったり毛が抜け落ちてしまうことがあります。

気を付けたい分け目が原因の薄毛

分け目を同じ箇所にすることによって、同じ箇所に重力が集まり、髪の重さで頭皮にもダメージがかかっています。そのため、何年も同じ分け目でいる人は薄毛に悩まされていることも多いでしょう。特に分け目付近に存在する白髪がある場合、余計目立って髪全体にボリュームがなく、薄く感じてしまいます。髪の分け目付近を中心とした薄毛の原因は前述したように長時間同じ箇所に受ける紫外線や、髪からくる重さに耐えられずかかる負担、そして起毛筋の衰えなどです。これらの原因を根本から見直すためには、日頃から分け目を変えてあげることで改善していくでしょう。

分け目の変え方や上手な作り方

髪の分け目は長い期間同じ場所で固定されていた人ほど中々変えられない手ごわい相手です。くせが付いてしまった分け目を自然な流れで変えるためにはコツやポイントを押さえながら実行していくことで上手な分け目の変え方ができるようになります。

違和感のない分け目の作り方はつむじをチェック

髪の分け目を変えた際にいつもとは違う印象になるため、若干の違和感を感じる場合もあるでしょう。しかし、目で見たときに感じる違和感は数日経てば慣れてきます。しかし、人によって異なるつむじの関係で違和感を感じている場合もあるので、そんなときは頭部を上から観察して自分は右巻きのつむじなのか左巻きのつむじなのか確認してみましょう。ちなみに日本人は左巻きが多いと言われてるので、どちらの巻き加減なのかを考慮しながら自然な分け目を作っていきましょう。

上手な分け目の変え方と作り方

分け目は髪が乾いた状態のブラッシングなどで変えようと思ってもまた同じ位置に戻っていこうとします。そのため、分け目を一気に変える際は髪を洗い終わってドライヤーをするときに作っていくのが上手で簡単な作り方です。例えば今までの分け目から反対の分け目にしたい場合、まずタオルドライをした後に変えたい分け目の流れにブラッシングしてから少し時間を置きます。ある程度濡れた状態の毛が固定されたら変えたい分け目の方向に向かってドライヤーの熱風をかけてあげましょう。左側に分け目がある人は右側からドライヤーをかけ、右側に分け目がある人は左側からかけていきます。

この方法で分け目を作りづらいという場合はくせが付いている方向から逆の方向でドライヤーをかけて、一旦分け目を消してから新しい分け目を作っていくと上手で自然な流れの分け目ができます。しかし、新しい分け目を作ったしばらくは今までの分け目に戻ろうと毛の流れが動いてしまうので、毎日新しい分け目の箇所に固定してあげることが大切です。熱風で毛の流れを変えた後は、くせ付けのために冷風をかけて仕上げていきましょう。

髪の分け目は定期的に変えてあげよう!

髪の分け目は些細なことなので気にする人は非常に少ないです。しかし、分け目一つで髪や頭皮の健康状態が大きく変わってしまうこともあるので、定期的に分け目を変えてあげることが大切です。美しくコシがある髪にするためにはヘアケアと同様に毛の流れも変えていくことが美髪の一歩ですから、何年も分け目に構ってあげられなかった人は気分転換やイメチェンも込めて分け目をあなたの髪に合う素敵な流れに変えてあげてくださいね。