2017年5月28日更新

まぶたの化粧かぶれがつらい‥化粧かぶれの症状と治し方

敏感肌の持ち主であれば化粧品かぶれを起こした経験もあるはず。そんなかぶれがまぶたに起きた時は緊急性が一味違いますよね。ステロイドや市販薬であるオロナインなどの薬を使って自力で化粧かぶれを治そうとするツワモノもいるとか。まぶたの化粧かぶれの原因は他にもアイプチなどもありますから、詳細を交えてご説明していきます。

  1. 目次
  2. まぶたの化粧かぶれ‥痛いし痒い‥
  3. まぶたの化粧かぶれの治し方
  4. 化粧かぶれに使用NGな薬とは?
  5. 化粧かぶれを早く治すなら保湿が一番!
  6. まぶたの化粧かぶれは触らない!が鉄則

まぶたの化粧かぶれ‥痛いし痒い‥

女性が化粧品を使う時に入念に手を加える部分は目です。特にまぶたは下地ベース→ファンデーション→アイシャドー→アイライナーつけまつげ‥などとかなりの化粧品が盛られた状態で施されることが多いため、化粧かぶれが起きやすい部分です。

そして、顔の中で皮膚が最も薄いのもこのまぶたの部分に当たります。そのため、敏感肌の方はかぶれを起こすことは当然のようにあり、肌が強い方でもまぶたにかぶれの症状が発生することもあります。

アイプチやメザイクは負担がかかる

目の幅が二重であるほど美しいとされている日本では、奥二重や一重の方を中心にアイプチやメザイクで二重に強制加工する方が多いです。しかし、アイプチなどといった化粧品は皮膚が理想の位置にしっかりと固定されるようにノリのような感触のある化粧品でもあります。

アイシャドーやアイライナーの上に、又はその下にアイプチやメザイクをすると、ただでさえ弱いまぶたに思いもよらない負担がメイクをオフするその瞬間までかかっているのです。

まぶたがかぶれを起こす原因

まぶたがかぶれを起こす原因となるものには、化粧品だけではありません。中にはストレスで免疫力が低下したり、花粉などによるアレルギー性皮膚炎でもその症状が起きることもあるのです。特に目元をこする頻度が高い方や、敏感肌の方はまぶたにかぶれが起きる可能性も高いと言えます。

まぶたの化粧かぶれの治し方

まぶたにできる化粧かぶれは違和感や不快感があるのと同時に、化粧品が使えないイライラが溜まっていきますよね。普段毎日のように化粧品を使っている方は特に目元を飾れない精神的ストレスが溜まっていきますから、治し方を見ていきましょう。

化粧品の使用は避ける

まぶたに化粧かぶれが発生している時は、原因が何にあろうと化粧品の使用は避けるようにしましょう。化粧品には発色を良くする理由から様々な成分が含まれています。そういった成分たちが敏感になって傷ついているかぶれに反応し、更に悪化の道を辿る恐れがありますので、化粧品は使いたくてもしばらく我慢が必要です。

クレンジング剤も控えよう

まぶたの化粧かぶれに近づけさせたくないものはもう一つあり、それは界面活性剤です。洗浄力が強く、化粧品で言うとクレンジング剤の中にも含まれていますが、界面活性剤を含んだ化粧品はまぶたのかぶれを刺激し、更に悪化させるだけです。

また、界面活性剤は肌を乾燥から守るために存在する皮脂膜を洗い流してしまうこともあるため、肌の乾燥はまぶたのかぶれを悪化させるものだと認識しましょう。

化粧かぶれに使用NGな薬とは?

まぶたのかぶれは煩わしく、さっさと治してしまおうと市販薬を手に取る方も多いですが、中には絶対NGな薬があります。知らずに使用して更に悪化した、といったことにならないためにも、使用するのは避けましょう。

ステロイド系の薬は自己判断で使わない

ステロイド系の薬をまぶたの化粧かぶれに使用しようとする方もいますが、まぶたは眼球に近いこともあり、自己判断で使用すると誤って目の中に入る恐れがあります。かぶれを時間をかけずに治したいと思うのは当然ですが、目に異常がある場合、ステロイド系の薬はおすすめできません。

オロナインもNG市販薬

化粧かぶれに効果がありそうな市販薬と言えばオロナインの名前を口にする方が多いと思いますが、まぶたのかぶれならず、かぶれが起きている箇所にはオロナインは使用できません。これは注意書きにもオロナインに記載があるのですが、オロナインは皮膚用の抗菌軟骨剤なのであり、保湿剤というわけではありません。

かぶれだからと安易に考え使用してしまう方もいますが、絶対に使わないようにしましょう。

化粧かぶれを早く治すなら保湿が一番!

まぶたの化粧かぶれには刺激性があるものは厳禁です。早めに治すためには肌を労わるために保湿をしっかりとしてあげましょう。また、赤みや腫れがある場合も適した応急処置をするようにしていくことが大切です。

赤みや腫れがつらい時

まぶたのかぶれ部分に赤みや腫れが現れてつらい時には、冷やす行動を取りましょう。皮膚が赤くなったり、腫れが起きているのは炎症している証拠です。一旦皮膚に刺激を受けている箇所を冷やして正常な皮膚に少しでも戻してあげることが早めの完治への道となります。

保湿で肌を守る

まぶたの化粧かぶれの回復に必要なものは保湿です。乾燥すればかぶれた部分が更に強力な痒みを発生することも考えられます。しかし、強い痒みが出たからと手でゴシゴシと擦っていては早急な完治は遠のきます。

もし市販で購入できるもので様子を見たい場合は、刺激性の少ないワセリンを使用すると良いでしょう。

まぶたの化粧かぶれは触らない!が鉄則

まぶたの化粧かぶれがつらい‥化粧かぶれの症状と治し方
まぶたの化粧かぶれは違和感や痒みが出るため、気になって手でいつまでもいじってしまうこともありますが、早く治したいのであれば触らないことが鉄則です。界面活性剤もかぶれの天敵となりますから、クレンジング剤なども控えるようにして早めの回復をしていきましょう!

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