2017年7月25日更新

痛い二枚爪を治す方法とは?原因やケア・治療についてもご紹介!

爪とは女性にとって大切なもので、ネイル好きな方はさらに重要視する部分でしょう。そんな大切な爪に二枚爪ができてしまうと痛い感覚や原因は何なのか気になってイライラしてしまうことも。本ページでは二枚爪を治す方法やその原因、そして治し方や治療、ケア方法などをご紹介していきます。

  1. 目次
  2. 二枚爪とは?
  3. 自力で二枚爪を治す方法
  4. 二枚爪の治療方法は?
  5. 二枚爪ケアは体の内側からも!
  6. 爪は繊細だからこそ大切にケアしよう

二枚爪とは?

まず二枚爪について知っていきましょう。二枚爪とは爪の3層の構造のうち、1層目や2層目が剥がれている状態のことを言います。第1層目は「トッププレート」と呼び、第2層目は「ミドルプレート」、そして第3層目は「アンダープレート」の3層になる訳ですが、二枚爪はこのトッププレートやミドルプレートが剥がれることで生じるものとなります。

二枚爪になる原因

厄介な二枚爪は一度なってしまうと中々改善に向かわせることは困難です。ではなぜ二枚爪になってしまうのかというと、原因は主に乾燥や爪への外部刺激、そして栄養不足に分けられると考えられます。

爪は体の部位の中でも非常に繊細でデリケートな部分ですから、この3点の中で一つでも当てはまっていれば二枚爪になる可能性は十分あります。さらに、これらの原因に当てはまらないという方は、別の原因に「貧血」や「甲状腺の異常」などの疾病が潜んでいる場合があるため、爪に異常を感じた時には健康のバロメーターとして爪をチェックすることも大切です。

ネイルを愛用している方は二枚爪に注意

普段生活している中で、爪に気を配る機会の多いネイル愛用者の方は特に注意が必要です。長期的にネイルを繰り返していると本来の爪の状態が見えづらいため、爪が二枚爪になっていても異変を察知しにくくなります。

また、ネイルをオフするリムーバーを繰り返す使うことによっても乾燥がしやすくなりますから、乾燥している爪にさらに衝撃を与えないように配慮する必要があります。

自力で二枚爪を治す方法

厄介な二枚爪には、とにかく早急な対処方法を実行することが大切です。爪は自分でケアや治し方を行える部分でもあります。二枚爪がひどくなくても放置していては改善を見せませんので、早速治し方について見ていきましょう。

二枚爪の治し方

二枚爪の治し方ですが、まず一番手軽に行える方法に「乾燥を防ぐ」ことが挙げられます。特に水を触る機会の多い方は手に水気が触れないようにビニール手袋をするようにしましょう。また、既に乾燥が始まっている爪にはお手持ちのハンドクリームで爪やその周辺に塗布し、入念に保湿するようにします。

また、乾燥や外部刺激の原因となるマニキュアやジェルネイルも場合によっては爪の健康を損ない、爪の厚みを薄くする要因となりますから、薄さが気になり出した場合は一旦ネイルの使用を中止し、爪が健康になるまで様子を伺うのも手です。しかし、あまりにも爪が薄くなっている場合は外部刺激を受けた際、容易に爪が折れたりダメージを受けることが予想されますので、その場合はジェルネイルで表面を硬化し、爪を保護する手段もあります。爪の様子を見ながらネイルサロンに相談すると良いでしょう。

爪切りは二枚爪の原因に

一般的に伸びてきた爪を処理する爪切りですが、二枚爪などの爪のトラブルが出始めた場合はやすりに変更しても良いでしょう。二枚爪を治すためには、日頃使用している道具にも気を配る必要があります。特に爪切りは切った瞬間に強い負荷がかかり、断面図に微少のヒビが入ります。

爪やすり専用のものであれば、爪切りよりもかかる負荷を少なくすることができるため、爪を横から見た時に45度の角度に合うようにやすりを当て、同じ方向に一回ずつやすりをかけていきましょう。ここでそのまま往復する方法をとってしまうと爪にダメージを与えるだけになりますので、やすりをかける際は必ず一方向にかけるようにする注意が必要です。

二枚爪の治療方法は?

自力で行う二枚爪の治し方に限界を感じる方もいるかもしれません。しかし、二枚爪になる原因は日頃の生活の中に潜んでいますので、病院に行って治療‥などは早急な改善が見込めない場合もあります。皮膚ならまだしも、爪は根気良く生活の改善を目指していくことが一番の近道となるのです。

痛いのは悪化しているから

二枚爪は表面部分で起きている爪の疾患ですから、痛みがない場合も多いでしょう。しかし、二枚爪になるということはそれだけ何らかの形で爪にダメージが起きているということです。負荷がかかっている状態を放置し、悪化した場合は変形も考えられます。巻き爪になったり、陥入爪のような痛い状態を引き起こすこともあるのです。

痛いと感じた場合は二枚爪ではなく、爪の内部で起きている二重爪の可能性もありますので、その場合は早急に皮膚科の受診が必要となります。

足の二枚爪にも注目

爪は手だけではなく足にも付いているものですから、負荷がかかれば当然足先の爪にも異常が起こります。足に二枚爪が起こった場合、考えられる原因は女性が好むあの「ハイヒール」です。かかとの高いハイヒールは足全体、そして体全体の重みが足先の爪にかかるため、外部刺激と見なされたハイヒールの負荷はダイレクトに足の爪に圧し掛かることになるでしょう。

足の二枚爪が発生した時は、かかとの低い靴で、尚且つ足に負担をかけないフィットするものを選び、しばらくハイヒールは履かないようにすることも大切です。

二枚爪ケアは体の内側からも!

保湿ややすりの掛け方なども二枚爪を治す方法としては重要です。しかし、爪に栄養が行き届いていない原因もありますので、まずはケア方法として体の内側から改善に努めていくと尚良い結果が得られるかもしれません。

食生活を見直す

二枚爪になる原因の一つに栄養不足があります。爪の主成分はタンパク質である「ケラチン」というものから構成されていますので、まずは爪にしっかりと栄養が行き渡るように食事の内容にも注意しましょう。

爪を元気にする食べ物にはビタミンAやビタミンB2、ビタミンEに鉄分やタンパク質、カルシウムなどの栄養素を摂取することが大切です。肉や魚はもちろんのこと、緑黄色野菜などの色が鮮やかな野菜も積極的に摂ると良いでしょう。

何をしても治らない場合は病院へ

上記でも触れましたが、二枚爪は外側と内側のケアをすることが有効な方法となります。しかし、ケアや治し方をいくら試してみても中々改善しない場合は鉄欠乏性貧血やバセドー病などの疾患を患っている可能性もあります。爪は体調の変化が起きやすい箇所でもありますから病院で受診するということも頭に入れておくと安心ですよ。

爪は繊細だからこそ大切にケアしよう

爪はデリケートに箇所であるため、傷ついてしまうと皮膚までにダメージが到達することもあります。指先は神経も多く、痛みが生じる場合は感じ取りやすくなることもありますから、治し方を中心にケアし、異常が治らない場合は病院で相談することも大切ですね。

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