2017年7月24日更新
食べてすぐ寝ると太る？それとも痩せる？どうなるのか知りたい！
子供の頃からよく親に、食べてすぐ寝ると太るとか、食べてすぐ寝ると牛になるとか言われた覚えがありませんか？食べてすぐ寝る＝体に良くないという考えが定着していますが、最近は昼食後に仮眠をとることが推奨されていたり。実際のところはどうなのか調査してみました。
医学的には、食べてすぐ寝ると健康に良い
食べてすぐ寝るだけで健康に
食事をした後の運動は消化の妨げになることからよくないとされていますね。すぐに体を動かすとどうなるのでしょうか。
胃腸の血流が悪くなることが原因で消化不良を引き起こすのです。そして、胃もたれや消化の妨げになってしまうそうですよ。胃もたれってわざわざ薬を飲まないと地味につらくて嫌になりますよね。これは、すぐに活動を始めてしまうことが原因だったのです。
医学的にはなんと、食べてすぐ寝ると健康に良いと言われているんです。
では、食べてすぐ寝るとどうなるのでしょうか。食べ物の消化を助け、胃腸の働きがよくなります。胃もたれもなく、胃腸の働きによって老廃物が排出され、痩せやすい健康的な体になります。食べてすぐ寝るだけで健康になるなんて、もうびっくりですよね！食後は体を横にして、食休みするのが効果的です！
食べてすぐ寝るとダイエット効果が？
新陳代謝が活発に
ノルアドレナリンという、新陳代謝を活発にしてくれるホルモンがあるのをご存知でしょうか？このノルアドレナリンは、ダイエットに欠かせない重要なホルモンなのです。
ノルアドレナリンが最も多く分泌されるのは、起きている時です。では、食後にすぐ横になるとノルアドレナリンはどうなるのでしょうか。実は、分泌が活発になるんです！ノルアドレナリンの分泌が活発になり増加することによって、新陳代謝が促されてダイエットにも効果的というわけです。食後は軽い睡眠をとって、ノルアドレナリンの分泌を促しましょう！
寝るタイミングと睡眠時間にご注意！
食べてすぐ寝るとダイエットに効果的というのは、昼食後の話です。朝や夜などには適応されないのでご注意ください。朝に食べてすぐ寝てしまうと、夜間睡眠の続きとなりいつまでも眠り続けて、起きたらとてもだるい体になってしまっています。
痩せやすい時間帯と太りやすい時間帯が存在する
私たちの体は、午後2時頃が最も痩せやすく、午後10時から午前2時は最も太りやすくなっています。体内時計を調整する、ビーマルワンという名前のタンパク質量がありますが、これの分泌によって、痩せやすい時間帯と太りやすい時間帯が存在するのです。
ビーマルワンが増えると太りやすくなります。その増える時間が夜ということになります。ビーマルワンの少ない時間帯であるお昼ご飯のあとが、最も痩せやすくなっています。
昼食後の20分が睡眠にベスト
食べてすぐ寝ると太ると言いますが、それは時間帯によるものだったのです。昼食後は特に眠くなる時間ですから、程よい睡眠をとりましょう。ただし、ここでも注意点があります。それは、20分程度に済ませる睡眠です。30分以上睡眠をとってしまうと、今度は起きるのが辛くなってしまうからです。質の良い睡眠を短時間というのを心がけてください。
この短時間が、実は通常とる睡眠の3倍近い効果を発揮します。体力の回復効果が非常に高いのです。仕事の合間の昼食後に軽い睡眠をとるだけで、午後の仕事効率が抜群にあがるのです！
逆に眠い状態を我慢したまま仕事に取り掛かると、本当にいつまでも眠気が残ったままで仕事をするようになってしまいますね。食後、睡魔に襲われたら遠慮なく仮眠をとるようにしてみましょう！
夜食べてすぐ寝ると胃もたれ・・病気なの？
腸内環境の悪化
夜など、食べてすぐ寝ると複数の病気になる可能性がでてきてしまいます。腸内環境が悪化すると、次のような怖い病気にかかる可能性が高まってしまうのでご注意ください。
胃潰瘍、糖尿病、逆流性食道炎、さらには慢性の胃炎にも注意が必要となります。腸内環境の悪化によって、代謝が悪くなることから引き起こされると言われています。便秘や肌荒れ、複数の病気などはもちろんのこと、翌日に疲れを持ち越しますし、体がだるい状態が続いてしまいます。
夜は、食べてから時間を3時間はあけてから眠りましょう。睡眠中は睡眠中で、体はそれぞれの仕事をしていますから、そこに消化という仕事を無駄に加えてはいけないのです。どうしても夜遅くに食べなければならない時は、できるだけ消化のいいものを食べてください。夜遅くに胃もたれの原因ともなるようなこってりした味の濃いものを食べるのは、病気の元にもなりますから絶対にやめましょう。
まとめ
食べてすぐ寝ると太るというのは時間帯によるということが分かりましたね。
そういえば、昔よく言われたその言葉は夜に多く、お昼はご飯を食べた後にすぐ昼寝をしなさいと言われた記憶もあります。実は理にかなったことを教えられていたんですね。昼寝を軽くとって健康に注意し、病気の予防につとめましょう！
▽こちらも併せて
－10キロ痩せた！夜だけ炭水化物抜きダイエット【体験談】
