2016年12月6日更新

プチ整形「ヒアルロン酸注入」は本当に安全?効果や失敗、副作用などを大調査

シワやたるみ、ほうれい線が気になる、目の下のクマが目立つ、鼻を高くしたい、唇をふっくら女らしくしたい…など細部まで女性の悩みは尽きないですよね。そこでメスを使わないプチ整形の代表格「ヒアルロン酸注入」について調べてみました。

  1. 目次
  2. ヒアルロン酸注入とは?
  3. ヒアルロン酸注入の効果と持続期間
  4. ヒアルロン酸注入後の痛みや腫れ、ダウンタイムは?
  5. ヒアルロン酸注入のリスクや後遺症
  6. ヒアルロン酸注入の価格・費用
  7. まとめ

ヒアルロン酸注入とは?

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ヒアルロン酸注入はメスを使わないため、入院の必要がなく施術時間も30分~1時間ほど。切る、縫う必要がないので傷跡が残らず、簡単にプチ整形を行うことが出来ます。もし施術後にしこりや凸凹が出来た場合や、思った通りの結果にならなかった場合は融溶剤で元に戻すことができるので安心ですね。

1gに6ℓの水分を蓄えられるヒアルロン酸

ヒアルロン酸は1グラムに6リットルの水分を保つことが出来ることで有名です。体内に直接ヒアルロン酸を注入すると聞くと、アレルギー反応が出ないか、痛みや副作用はないのか心配になりますが、ヒアルロン酸は誰でも、もともと体内に持っている成分のためアレルギーが出ることが少なく安全です。

そもそも、シワやたるみはなぜ出来るの?

もともと体内にあるヒアルロン酸は、水分をたっぷり蓄え肌にハリを与えてくれます。そのヒアルロン酸が加齢や春・夏に紫外線を浴びたことで減少しハリがなくなりシワやたるみとなってしまいます。ヒアルロン酸を注入することで保湿力がアップし、肌のキメが整い美肌になるというわけです。

ヒアルロン酸注入の効果と持続期間

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1度の施術でどれくらいの持続時間があるのかは注入した場所や、注入量により異なりますが不純物が混ざっていない純粋なヒアルロン酸は自然に体内に吸収されていきますので、注入してから約3か月ぐらい効果が持続します。

1度注入すると1年ほど効果が持続するのは不純物を混ぜたヒアルロン酸を使用しているため、アレルギー反応や副作用が出たりと危険です。

ヒアルロン酸注入の効果を顔のパーツ別にをまとめてみました。

上まぶたのくぼみ、目元のシワ、ほうれい線

加齢による上まぶたのくぼみや目元のシワ、ほうれい線はヒアルロン酸を注入することによって、ふっくら張りが出て目立たなくなります。

鼻・唇にヒアルロン酸注入

鼻は鼻筋を通す、高くしてメリハリをつけることが出来ます。唇はヒアルロン酸でぷっくりさせると女優さんのように魅力的に見えますよね。

こめかみや涙袋、あごにヒアルロン酸注入

こめかみや涙袋にヒアルロン酸を注入すると顔の表情が柔らかい印象になります。現代人は噛んで食事をする習慣が少なくなっていてあごが小さくなっています。ヒアルロン酸注入であごを出して形を整えるとフェイスライン整いスッキリした顔立ちになります。丸顔の人はあごを少しとがらせる事でスッキリします。

ヒアルロン酸注入後の痛みや腫れ、ダウンタイムは?

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メスを使わないためダウンタイムが少ないとされるヒアルロン酸注入ですが、針を皮膚に直接刺すため、腫れや内出血が起きることもまれにあります。コンシーラーやメイクで隠せるレベルなので、数日で目立たななります。

麻酔で痛みを感じにくくする工夫も

ヒアルロン酸注入は注射針を使って行うため、刺した時にチクッと痛みを感じます。貼る・塗る麻酔薬を使い痛みを感じにくくする工夫がされたクリニックもあります。麻酔が切れた後は少しの痛みと、肌が突っ張る感じが数日残ります。

1~3日で腫れも落ち着く

シワ、たるみなど凹凸になった部分にヒアルロン酸を注入し皮膚を膨らませてシワを伸ばしたり平らにしたりします。そのため注入後は顔が若干むくんだり、腫れたりしたように見えることもあますが、約1~3日で落ち着きます。

ヒアルロン酸注入によるしこり

まぶたや目元などは皮膚がとても薄いため一度にたくさんのヒアルロン酸を注入するとしこりになってしまいます。注入する時は一度にたくさんの量を入れず、少しずつ様子を見ながら行うことが大切です。それでもしこりになってしまった時は、しこりを溶かす融溶剤でリセットしてもらいましょう。

ヒアルロン酸注入による内出血

注射針を使うため広い範囲に何度も刺した時や、刺した時に血管を傷つけてしまうと内出血を起こしてしまう場合があります。個人差がありますが、1週間ほどで消える場合がほとんどです。まれに殴られたように広範囲で内出血する場合があります、その時はすぐにクリニックに受診してください。

ヒアルロン酸注入のリスクや後遺症

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安心できる医師や病院選択でリスクを回避

ヒアルロン酸は体と同じ成分で出来ているためアレルギー反応が少なく安全です。しかし効果を長く持たせるために不純物を混ぜたり、注射針を使いまわしたりと院内の環境が悪く不衛生であれば細菌が傷口から入り感染症を起こしてしまいます。

施術を受ける際は医師の施術経歴、実際に施術を受けた人の声が聴けるならば確認し安全性をしっかり確かめることが大切です。

ヒアルロン酸注入は直接注射針を刺し注入するため、注入する場所を間違えたり、狭い範囲に大量に注入したりすると「しこり」になってしまいます。また注入した際に血管を圧迫し塞いでしまうと血液の届かなくなった部分が壊死し、目元の場合は最悪失明してしまうことがあります。

施術自体は安全ですので料金が安いからと安易にクリニックを選ばす、料金表や医師の腕、口コミを参考にいいクリニックを選びましょう。

ヒアルロン酸注入の価格・費用

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安全性や副作用は分かったけれど、実際どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
ヒアルロン酸はどの箇所にどれくらい注入するか、注入量によって価格が異なります。

ヒアルロン酸は1本(1cc)で販売されている事が多く、1回の施術で余った分は次回使用まで保存が可能です。1ccのヒアルロン酸を0.1cc単位で販売し注入量に合わせて料金を支払えるクリニックもあります。

1本(1cc)の相場は大体4~6万円になります。鼻や目元は大体0.2~0.6ccが目安になります。顎やほうれい線は年齢によって注入差が出てきます。30代以上になると2本、3本と必要になり費用が多くかかります。

上記以外にも麻酔や施術の技術料、注射針にも費用がかかる場合があります。自分の年齢、どの箇所にどれくらい注入したいかを考え費用計算の参考にしてくださいね。

まとめ

ヒアルロン酸は手軽にできるプチ整形ですが、手術後に腫れや内出血が起きることもあるので、治療直後には大事な予定を入れないようにしておきましょう。広範囲にヒアルロン酸注入をすると、プチ整形とはいえ結構なお値段になるので、途中で持続期間の長い治療に切り替えたりする見極めも大事です。

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