2018年7月22日更新

ファンデーションの乗りが最悪な粉吹きの原因やいざというときの応急処置法

きめ細かい美肌を叶えてくれるのがファンデーションですが、粉吹きはそんな美肌を邪魔する大敵です。慣れていないと化粧直しに時間がかかってしまうこともある粉吹きは、どういった原因で起きるのでしょうか。いざというときの応急処置法と併せてご紹介していきます。

  1. 目次
  2. まるで砂漠!ファンデーションの粉吹き
  3. ファンデーションの粉吹きの原因
  4. 粉吹きするファンデーションの応急処置や化粧直し
  5. 見落としがちなクレンジングについて
  6. ファンデーションの粉吹きはさっと直してキメ細かいお肌に!

まるで砂漠!ファンデーションの粉吹き

女性にとってポイントメイクが上手にできるかどうかも重要なことですが、メイクする上で最も気になるのはやはりファンデーションの乗りの良さでしょう。

洗顔後にスキンケアを十分行い、下地をきめ細かくスポンジで慣らしてもファンデーションが粉を吹くとなると、もうテンションは一気に急降下です。粉吹きしたファンデーションはどうしても見栄えが悪くなり、その上からいくらファンデーションを上塗りしたところで惨劇は広がるばかり…。また、朝や午前中は乗りが良かったのに夕方や午後になってから粉吹きが始まる女性もいます。

見た目はまるで砂漠のようなファンデーションの粉吹きは一度全てメイクオフをしたくなるほど厄介で、女性にとって時間も手間も取らせる緊急事態なのです。

ファンデーションの粉吹きの原因

ファンデーションの粉吹きはただでさえゲンナリしてしまいますが、一体何が原因となっているのでしょうか。一般的に粉吹きの原因となっている例は下記に記してあるこれらが原因となっていることが多いようです。

洗顔のしすぎ

粉吹きの原因となるものはまず洗顔のしすぎです。ゴシゴシと強い力で擦りつけるような洗顔もそうですし、一日に何度も行う洗顔も肌がもともと持つ潤いを奪ってしまいます。洗顔のしすぎは乾燥を招くこともありますから注意したいところです。

空気の乾燥

会社や家の中のエアコンが強すぎると当然空気は乾燥しっぱなしです。特に空気が乾燥しやすい冬場のエアコンはダブルパンチで乾燥肌を助長させます。特に目の付近や頬などといった場所は顔のパーツの中でも乾燥が著しく目立ちます。この部分がファンデーションの粉吹きをしている場合、乾燥が原因かもしれません。

角質層がはがれていない

角質層がはがれていないということは、それだけ肌表面に見えないデコボコがあるということです。キメ細かい肌は当然ファンデーションの乗りが良いですが、それは肌の表面がツルツルとしていて平坦な状態であるためです。角質層は肌の層の最も上に位置する層で、この部分に古い角質が溜まっていると粉吹きの原因になります。角質層が原因で粉吹きする場合はファンデーションを塗ったときに皮が剥けやすい傾向にあるので、まずは古くなった角質層をピーリングなどで綺麗にしていくケアが必要です。

栄養不足

肌は日々食べたものでできています。そのため、栄養が不足しがちな食生活を送っている人は肌のキメ細やかさもなくなり、透明感のない肌状態になってしまうのです。美しい滑らかな肌には肌の乾燥を防ぐ緑黄色野菜や肌のハリを維持する果物、強い肌を作る肉類や卵類を食べましょう。

老化を伴う新陳代謝の低下

ファンデーションが粉吹きする原因には年齢と共に老化した新陳代謝の低下が挙げられます。肌の新陳代謝機能が低下すると前述した肌のターンオーバーも正常に行われない恐れがありますし、潤いや維持する力も全体的に低下してきます。そのため、ファンデーションを塗ったときに肌の表面がデコボコとして見え、ときに皮がめくれたように見えてしまうのです。

粉吹きするファンデーションの応急処置や化粧直し

ファンデーションの粉吹き時は迅速に応急処置を行いたいですよね。急いでいるときは特にパパッと化粧直しを終わらせたいところですからすぐにできる化粧直しのやり方を見ていきましょう。

乳液を使う

メイク用品と一緒に乳液を持ち歩いている女性も多いでしょう。ファンデーションの粉吹きで困ったときはそんな乳液が役に立ちます。まず顔の粉吹きが気になる部分をティッシュで軽く押さえ、余分な皮脂や汚れを密着させていきます。このときゴシゴシと擦ったり、横や縦に伸ばすようにふき取り方ではなく、上からポンポンと優しくする程度の力で十分です。その後、乳液を使って粉吹きしている箇所を軽くふき取り、液体タイプのコンシーラーで周辺のファンデーションと馴染むようにカバー塗りすれば綺麗に応急処置ができます。

粉吹きを事前に予防!

ファンデーションの粉吹きを事前に予防するためにはミストを使うのもアリです。ファンデーションをしている最中はその時間もずっと肌が乾燥し続けている状態のため、メイクの上から吹きかけて使えるミストで不足している水分を追加してあげましょう。この方法はファンデーションが粉吹きを始める前に行うのが有効です。しかし、ミストの中にはアルコールが含まれているものもあります。アルコール入りのミストは乾燥を早めていくだけなので選ぶミストはノンアルコールがベストです。

毎回ファンデーションが粉吹きするなら根本から解決していく必要がある
メイクする度に粉吹きが発生するのであれば根本から粉吹きしない方法を選ぶ必要があります。応急処置としての化粧直しはすぐに行えますが、毎回では限度がありますよね。現在ファンデーションの粉吹き頻度が高い人はファンデーションの有り方から見直してみるのも大切ですよ。

パウダーファンデーションを止める

パウダーファンデーションは性質上どうしても粉吹きしやすいタイプのものです。パウダーファンデーションを使っていて発生する粉吹きであれば、肌により馴染むリキッドファンデーションやクリームファンデーションなどに種類を変えてみましょう。しっとりとしたテクスチャーの方が肌との密着度もアップします。ファンデーションや下地は自分の肌に合うものを付けることも大切ですが、付け方も横に徐々に伸ばすやり方ではなく、スポンジや指などで肌に密着するようにポンポンと押し付ける感じで軽く叩き入れていくイメージで行います。

また、中々ファンデーションが肌と馴染まない場合は植物オイルを少量塗り、1~2分置いてからティッシュで軽く押し拭き、ファンデーションを塗って潤いを中に補給させてあげる方法もあります。

見落としがちなクレンジングについて

ファンデーションが粉吹きする原因の裏側には他にも合っていないクレンジングを使っていることも挙げられます。特に肌の皮脂をごっそり持っていってしまうオイルクレンジングを使っている人は要注意です。オイルクレンジングは肌にとって多大な刺激を受ける可能性があるため、ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングにし、乾燥を防ぐということも忘れずに行いましょう。

ファンデーションの粉吹きはさっと直してキメ細かいお肌に!

ファンデーション一つで見た目の美しさや見える年齢に大きな違いが出てきます。シミやシワ、くすみがないことももちろん美肌に見える条件になりますが、一番は滑らかな肌が若々しく見えるコツです。粉吹きでファンデーションの乗りがいまいちな人は応急処置やファンデーションが本当に自分の肌に合っているのかどうか確認して綺麗な美肌を目指していきましょう!