2017年7月4日更新

カカオニブとは?効果・効能・味・食べ方まで一挙ご紹介!

新たなスーパーフードとして注目を集めているカカオニブをご存じでしょうか?チョコレートを連想させる名前ですが、どういった効果や効能があるのかを味や食べ方、そして気になるカロリーや摂取量、栄養成分まで詳しくご紹介していきます。

  1. 目次
  2. カカオニブとは?
  3. カカオニブの効果を見てみよう
  4. カカオニブの効能は?
  5. カカオニブの使い方!
  6. チョコレートからカカオニブにシフトチェンジ!

カカオニブとは?

カカオニブとは、カカオの豆(カカオビーン)を砕いてフレークの姿に加工したものを差します。カカオ自体は多くの方に愛されるチョコレートの原料にもなっていますからお馴染みですよね。現地は東南アジアやアフリカ、そして中南米で採取される植物の豆を使用しています。

姿形が似ているコーヒー豆とは生産方法は違ってきますが、採取される国などが合っていることが多いのは親近感が湧きますね。話は逸れますが、カカオニブの状態(フレーク)からさらに砕く工程を踏むとパウダー状のサラサラとした見た目になり、これが一般的に知名度の高いカカオパウダーになります。

カカオニブはどんな味がするの?

カカオが使われていることもあり、イメージしやすいのはチョコレートでしょう。しかし、あの甘くとろける食感のチョコレートを想像したまま口に運ぶと違和感をすぐに感じるはずです。チョコレートと違い、カカオニブ自体には全く甘さというものは感じられません。味はチョコレートの感覚と言うよりは、コーヒー豆のような味と例えた方が伝わりやすいかもしれません。

そもそも私たちが普段食べる甘いチョコレートには砂糖が含まれていますので、甘味を投入していないカカオニブに甘味を感じないのは自然なことと言えるでしょう。初め口にした時に慣れない味で、あまり美味しくないと感じるかもしれませんが、濃度の高いチョコレートを食べ続けていれば舌が慣れてくるように、このカカオニブも同じように食べていれば慣れが訪れます。

カカオニブのカロリーが気になる‥

脂肪分や糖分の含まれていないカカオニブのカロリーは低いと思われがちですが、実は意外と高めです。28gで130kcalにもなるため、100g食べれば茶碗で食べる白米より少し高いカロリーになります。しかし、一回で食べる量は5~6g程度で十分ですので、カロリーの多さを気にする必要はあまり要らないでしょう。

カカオニブの効果を見てみよう

日本ではまだまだ謎で普及していないカカオニブですが、実は欧米ではスーパーフードとしても愛されている食べ物でもあるのです。そんな偉大な力を秘めていそうなカカオニブの効果について早速見ていきましょう!

栄養成分がいっぱいのカカオニブ

カカオニブでまず注目したいところが栄養成分がぎっしり詰まっていることです。人体に欠かせないビタミンA、ビタミンCから始まり、鉄分やマグネシウム、ポリフェノールやカテキン、脳内麻薬物質であるアナンダアミド(AEA)、恋した時に感じるときめき物質フェニルエチルアミン(PEA)、テオブロミン、などの様々な栄養成分が詰まっているのです。脳内麻薬物質や恋した時に感じるときめき物質は体の栄養に直接関係するものではありませんが、精神的にも高揚感を感じることができるカカオニブは落ち込んで元気のない精神状態を健康にしてくれる役割も持っているのです。

ダイエット効果・アンチエイジング効果

カカオニブに含まれているポリフェノールには、ダイエット効果が期待できるとされています。さらに、カカオニブに含まれる「エピカテキン」という成分は虫歯に効能があり、体脂肪を減らすこともできますから、太りにくく、痩せやすい体作りをしていくことが可能です。

また、脳内麻薬物質や高揚感を感じさせる効果もありますので、思うように食べられないストレスの緩和に役立つと言えるでしょう。

そして、カカオニブに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、体内で老いの原因となる活性酸素の増殖を防いだり、細胞の老いをも予防するとされています。若々しい体や肌はいくら表面だけ取り繕ろうとしても限界があります。美容成分を塗布しても浸透し、綺麗になろうという基礎ができていなければ意味がなくなってしまいますから、カカオニブでアンチエイジングができる点は嬉しいですね。

カカオニブの効能は?

カカオニブにはたっぷりの栄養成分が含まれていますので、効果だけではなく、効能も期待できる部分です。日々、不規則な生活を送っている方には特に必見ですので、カカオニブの驚くべき効能の数々を見ていきましょう。

生活習慣病予防&抗がん作用

カカオは昔から健康に良いとされていますから、100%カカオでできているカカオニブも当然対象に当てはまります。カカオニブには緑茶が持つカテキン以上の抗菌力があり、カカオポリフェノールの力でコレステロール値を低下させ、生活習慣病の予防にも繋がります。普段食べられている一般的なチョコレートはいくらカカオで作られているからと言っても、砂糖がたっぷり入っているため、血糖値の上昇も抑えられません。そんな時ににはカカオニブで代用すれば罪悪感もなく、美味しく感じながら健康習慣を作っていくことが可能です。

また、カカオニブには活性酸素や細胞の老化を防ぐ効果のある点はアンチエイジングにも適切ですが、健康面では活性酸素のため傷つき、がん化した細胞を修復不可能にさせないために、免疫力をアップさせる効能も期待できます。

さらに、カカオポリフェノールにはDNAの突然変異で細胞の異変が起こらないようにする効能もあるのです。

挙げ出したらキリのないカカオニブの効能

カカオニブを摂取した場合の期待できる効能には日常でちょっとした不快になる症状の改善にも効能が期待できます。挙げ出したらキリがないほどありますが、例えば中枢神経を刺激して集中力をアップさせたり、記憶力アップ、ダラダラしていた脳も冴える感覚が出てくるため、判断力が上がったり、ストレスの抑制や緊張感の緩和、そして自律神経までも調整する働きを担うため、仕事の効率アップに役立つでしょう。

カカオニブの使い方!

100%カカオでできているカカオニブを使わない手はありません。しかし、甘いチョコレートとは違い、少し扱いにくいと感じている方もいるかもしれません。しかし、味も手の加え方では口にしやすいものに変わりますので、早速食べ方や使い方、そして摂取量について触れていきます。

カカオニブの食べ方と使い方

カカオニブには甘味が付いていないため用途の場が広がります。自分のお好みで甘さを調節できるため、カカオニブに砂糖+ココアバターを加えれば簡単に栄養たっぷりの手作りチョコレートを作ることもできます。もちろん、無添加のチョコレートで頂くのも美味しいですが、朝食としてヨーグルトやシリアルに混ぜて食べたり、野菜とフルーツと一緒にスムージーとして飲んだりすることもOK。さらに、クッキーの材料の一つとして投入すれば低カロリーで栄養たっぷりの食べ方や使い方をすることが可能です。

そして、コーヒーや紅茶、ハーブティーなどのホットドリンクに混ぜても◎特にハーブティーにはビタミンCがたくさん含まれているローズヒップティーなどに混ぜればカカオニブに含まれる鉄分の吸収率を高めてくれる効果があるため、貧血でお悩みの方にはおすすめの使い方です。

摂取量に決まりはある?

カカオニブの摂取量は上記でも触れましたが、たくさんの量を摂取する必要はありません。たくさん口にするとそれだけカロリーの量も増えてしまいますから、目安としては体重10kgで小さじ1杯程度の摂取量に抑えておきましょう。体重50kgの方では小さじ5杯程度で十分です。

しかし、カカオニブに含まれる豊富な栄養素は加熱してしまうと破壊されてしまう恐れがありますので、なるべく加熱はせずにおやつ感覚でポリポリとつまむような食べ方をするのが理想です。

チョコレートからカカオニブにシフトチェンジ!

美味しく食べるおやつなら、栄養満点で様々な効果や効能があるものの方が効率が良いですよね。そのまま口にしても良いですが、食べ方や使い方によってはいくらでもアレンジを加えることができます。オシャレでヘルシーな食生活をしたい方にもおすすめですから、是非カカオニブで健康美人を目指してみてくださいね。

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