2016年12月14日更新

赤ら顔を治したい!赤ら顔の原因を知って皮膚科で治療しよう

血行不良やニキビ跡など、さまざまな原因で顔全体が赤く見えてしまう赤ら顔。メイクの仕上がりに影響してしまったり、肌荒れしている訳ではなくても肌荒れして見られる事もあったりと、何かと赤ら顔が気になってしまう方も多いのではないでしょうか。

  1. 目次
  2. 赤ら顔の原因はなに?
  3. 赤ら顔は皮膚科で治せるの?
  4. 赤ら顔のレーザー治療にかかる費用と期間はどれくらい?
  5. 赤ら顔で悩んでいる方向けのスキンケア

赤ら顔の原因はなに?

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赤ら顔の原因は、肌荒れや病気によるものまでさまざまです。自分の赤ら顔がどれに当てはまるのか、まずは具体的な原因を見ていきましょう。

ニキビ肌

赤ら顔の原因として一般的なのは、ニキビ・ニキビ跡です。
ニキビや吹き出物は皮脂分泌が盛んなTゾーンにできやすい為、おでこ周りの赤ら顔で悩んでいる方はニキビやニキビ跡が原因であるといえるでしょう。

ニキビや吹き出物を潰してしまったり放置したりしてしまうと、色素沈着が起こる事があります。これが赤ら顔の原因となってしまうのです。

乾燥

十分な水分量の足りていない肌は、バリア機能が低下している状態にあります。外部刺激からの影響を受けやすい、とてもデリケートな状態です。この時のちょっとした肌ストレスによる肌荒れが、間接的に赤ら顔の原因となっています。

アトピー

アトピー治療には効果の強力なステロイド剤を用いる事が一般的ですが、ステロイド剤には血管を拡張させるはたらきがあります。この為血管が肌から透けて見えやすくなり、赤ら顔に見えてしまう事があります。

また、アトピー治療後であっても炎症の跡が残っていたり、色素沈着を起こしていたりする事で赤ら顔に見えてしまう事もあります。

血行不良

一見、赤ら顔の人は血行が良さそうにも見えますが、実際のところは真逆です。血行不良によって血管や全身の血液の流れが滞ってしまうと、鬱血した部分が透けて見える事で赤ら顔に見えます。

元々皮膚が薄い方も皮膚の下の毛細血管が透けて見えやすいので赤ら顔になりやすいでしょう。高血圧の方も血行不良になりやすい傾向があります。肌荒れもないのに赤ら顔が気になる方は、一度血圧測定をしてみるのも良いかもしれません。

遺伝

赤ら顔自体が遺伝するという事はありませんが、赤ら顔になりやすい肌質を受け継いでいたり生活習慣だったりという事は十分に考えられます。

生まれつき皮膚が薄かったり、ニキビができやすかったりする要素は赤ら顔の原因になりえる事ですので、きちんと改善に向けてケアをする事が大切です。

赤ら顔は皮膚科で治せるの?

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赤ら顔を一刻も早く治したい方は病院を受診する事をオススメします。
血圧などの内科的な原因でない場合は、皮膚科や美容皮膚科でカウンセリングを受けると良いでしょう。赤ら顔の原因や対策を専門的な視点から診察をしてもらえ、必要であれば外用薬や内服薬の処方箋も出してもらえます。

赤ら顔をレーザーで治す場合

美容皮膚科では、レーザー治療で赤ら顔を改善する事ができます。血管に反応するレーザーを用いる事で、血行促進したり、皮膚に浮き出た血管を除去したりする事で赤ら顔を解消できます。

赤ら顔の治療で用いられるレーザーは主に4種類あります。

Vビームレーザー(ダイレーザー)

レーザーが赤い色に反応しヘモグロビンにダメージを与えることで、毛細血管が通常より拡張してしまっている赤い部分の血管を収縮させます。厚生労働省認可の安心な治療法です。

▽Vビームレーザーについて詳しく
赤ら顔・赤あざを保険適用で治療!Vビームレーザーの効果と副作用まとめ

ヤグレーザー

赤ら顔の原因となる血管を破壊します。
深層の血管に効果的なので、比較的症状が強い方向けです。

ダイオードレーザー

血行促進効果があり、鬱血タイプの赤ら顔に向いています。軽症の方に使われます。

Vスターレーザー

皮膚表面に近い層の血管を破壊でき、ニキビやニキビ跡が原因の赤ら顔にも効果的です。ダイオードレーザーとヤグレーザーの中間の強さという認識で用いられます。

赤ら顔のレーザー治療にかかる費用と期間はどれくらい?

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赤ら顔のレーザー治療にかかる費用は?

レーザー治療にかかる費用は全額自己負担となります。皮膚科や美容皮膚科によっても価格設定は異なりますが、1回あたり数万円はかかると見積もっておくべきでしょう。

照射する範囲によってもかかる費用は変わってきますが、部分的によりも顔全体に照射する方が当然高額となります。

しかし受診した際に毛細血管拡張症などの診断をされた場合は、保険適用となるレーザー治療もあります。保険適用の治療ができれば費用もかなり安くなるので、まずはカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

赤ら顔のレーザー治療にかかる期間は?

たった一度のレーザー照射で赤ら顔の症状が解消される人も中にはいますが、基本的にレーザー治療の経過や反応には個人差が見られます。

5回以上のレーザー照射で大抵の方に症状の改善が見られると公表しているクリニックもあります。またその反面、10回前後のレーザー照射でようやく赤ら顔が解消されたという方もいるようです。

赤ら顔で悩んでいる方向けのスキンケア

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ニキビ跡が原因の赤ら顔に悩む方の多くはピーリングに興味を持たれる方もいますが、ピーリングを行う事で赤ら顔が悪化するケースもあります。

ピーリングは肌表面を溶かして削る事で肌荒れが原因のデコボコを解消し、肌の新陳代謝を促す治療になりますが、人間の皮膚の角質層はとても薄い為、この治療によって血液が透けて見えやすくなる事があります。

また、過剰なスキンケアも禁物です。ニキビを治そうとして、洗顔の際に顔をゴシゴシ擦ったり、ピーリング化粧品を多用したりはしていませんか?マッサージを頻繁に行うような方も同様です。必要な分の皮脂まで落としてしまっても乾燥を招くだけです。

肌質に合わない化粧水などの使用も赤ら顔の原因となりますので、なるべく刺激の少ない化粧品を使うようにしましょう。